2003/2004跨年超級任務報告
2004.1.2. 報告者T.T
以下の通りご報告いたします。
12月29日(月)
昼にすぷびゅーさんから電話があり今日の夜とりあえず打ち合わせをしようということになった。
打ち合わせの場から私がllopに電話して、翌日の夜3人で会う約束をした。
12月30日(火)
夜10時半頃llopが到着。ホテルロビーで初対面の挨拶の後、プロジェクト実行の段取りをお願いする。「阿妹本人に会うのは難しいと思うけど、事務所に行って誰かに受け取ってもらうよう頼んでみるので何時頃行くか決めて」と言われて、すぷびゅーさんは「どうしよっか・・・」という感じになっていた。その間llopは他の妹迷に電話している様子。
電話を終えたllopが突然ニヤリとして、「最新消息!」と言い出した。阿妹は明日の晩會に備えてスタジオでリハーサルをしているとのこと。他の妹迷も何人か行くのでそこで本人に会えないか頼んでみようということになった。事務所に行く話は、今夜のチャレンジが成功すれば不要になるので一旦保留。
台北市内のややはずれの細い通りのひなびた小さなビルの地下にそのスタジオはあった。他の妹迷3人(全部女性)もすでにそのビルに到着していた。スタッフやマネージャーがちょうど慌しく出入りしている。llopがマネージャーを呼び止めて何とか事情を説明すると、「時間を作ってみるから待ってて」と言われた。明日の会場でリハーサルをやってきたとスタッフに聞かされて一同がっかり。「うわー、知ってたら絶対行ってたのにぃ!」みんなかわいい。
地下に行く階段の踊り場でたむろしていると、本人の歌声が聞こえてきたり、休憩時間には笑い声まで聞こえてくる。彼女がすぐそこにいることを感じ緊張と興奮が高まる。スタジオに入る扉は開いているので、階段を下りてほんの数歩踏み出せば彼女の姿が見えるはずだが、それはやっちゃいけないとみんな暗黙の了解。
ひときわ大きな声で漏れてくる歌声、彼女の持ち歌じゃないけどなじみのある曲に気づく。台湾語の名曲『向前走』(林強)だ。明日歌うに違いない。
休憩中に談笑している阿妹の気配を感じると、台湾妹迷たちは小さい声で「誰か今おっきな声で笑ってみなよ〜、気づいてくれるよ〜」「え〜駄目だよ〜」とか言いながらも、結局はとてもお行儀よく待つこと約1時間。すでに真夜中の12時を過ぎていた。
突然マネージャーが手招き。llopが「入っていいって」と誘ってくれる。
スタジオの奥の部屋に阿妹が座ってる!かわいい!顔ちっちぇ!
リハーサルは一段落ついてスタッフと話している様子。コーラスの体格のいい彼女もいた。
台湾妹迷たちが「阿妹は日本語は聞くだけなら大体OKだから日本語で話しかければいいから」とすぷびゅーさんを応援。それを冷静に訳しながら実は私もめちゃくちゃ緊張していた。
「日本から来たファンです」とllopから紹介の後、阿妹と私たち二人がお互い日本語で「こんにちは」とか言い合ったあと一瞬会話が途切れたので意を決して、私から
「今日は日本にもあなたのファンがたくさんいることを知ってもらいたいと思って来ました(※)。また、それを伝えるために日本から彼女がプレゼントを持ってきました。」
と告げて、すぷぴゅーさんからプレゼントを手渡す。阿妹は一旦はそれを奥に納めて「うちでゆっくり見せてもらうわ」と言ったものの、プレゼントの内容を詳しく説明すると、「え、じゃあ今見てみる!」ということで改めて包装を解いて中身を見てもらう。
そもそもこのファイルはjingさんが作ったホームページの企画をまとめたことであることを説明し、すぷぴゅーさんがjingさんのページに書いてあるホームページアドレスを示す。「今度見てみる!」って言ってくれた。
(※のタイミングで阿妹が、感情を込めた言い方で「謝謝」と言ってくれたのが非常に印象的でした。感激。また、「この前も日本から何か送ってくれてたわ」とも言っていました。クリスマスカードのことだと思いますが確認する余裕がありませんでした。)
そのあとプレゼントを持ってくれて一緒に写真を撮る。台湾妹迷もかなり興奮。本人はもちろんスタッフもとても親切で写真を順番に撮らせてくれる。(全員一緒の写真では彼女の真後ろに立ちましたが思ったよりすごく華奢な感じがしました。)
その後、台湾妹迷を交えて少し談笑。彼女たちは相当熱心なファンなので阿妹にも認識されているが、これほどすごいシチュエーションで本人と出会うのはやはり珍しいようで高揚しているのがよく分かる。来年4月か5月にワールドツアーの一環で日本にも行く予定だという話を本人が言い出した。マネージャーも「そうそう」と相槌を打っている。一同「わ〜!!すごーい!!」マジですか?!
最後に去り際振り返るとすぷびゅーさんが握手してもらっているので、自分もあわてて戻る。すぷびゅーさんは握手の後ハグされていたが、さすがにそれは遠慮しとこうと思ってやや腰を引き気味にしたものの向こうから追っかけるようにハグされて、泣きそうになった(泣いた)。
台湾妹迷たちが帰りぎわにメールアドレスを教えてきて、写真送るようお願いされた。
本当にllopと彼女たちに助けられました。