前回香港にてメッセージアルバムと花束を渡したわけですが、一度きりの花火で終わらせるわけにはいきません。たたみかけるようにアプローチしていかなければ!ということで、8月9日のお誕生日を次のターゲットに決めました。
事前準備
前回はデミサイズのアルバムにカードを貼り、お友達の手を借りてシールなどで飾り付けをしましたが、正直言ってとっても大変でした。それに今回は持って行くのではなく、郵送です。そのためちょっと楽をして、ちょっとでも軽くしようということで、ポストカードサイズ(15×10cm)の紙に書いていただいて、そのまま収まるアルバムで送ることにしました。
しかし同じことを繰り返してもインパクトに欠けるます。もっと訴えかけられるもの・・・ということで動画を取り入れるというアイデアが浮かびました。
私たちは阿妹を直接見る機会が少ないけれど、なんだか知ってるような気がするのはその姿をVCD・DVDやテレビなどで見ているからです。じゃあ同じように阿妹にわたしたちを見てもらおう!という実に乱暴な発想(^_^;)
ちょうど6月15日に
一周年紀念オフ会をやる予定だったので、そこに集まった方からコメントをいただくことにしよう!と計画。最初はわたしが持ってるデジカメの動画機能を使ってメッセージを撮ろうと思いました。撮れる時間は30秒程度ですが、簡単なコメントをもらう分には30秒でも十分です。
ただそれをどうやって送るか・・・CD-Rにファイルを焼いて見てもらう?う〜ん、なんだか不便そう。
一番いいのはデジタルビデオ(DV)なんだけど・・・。と思いつつも、とりあえず隠しページにて募集告知を打ち始めました。
メッセージカードはすでに経験済みで人数のこと以外不安はありませんでしたが、悩むのは動画のこと。だれかからDV借りれないかな・・・。今回のアイデアは以前お友達と旅行に行ったときにビデオを撮った経験が関係しているのですが、最近その友人ともちょっと疎遠になっていたので高価なDVをいきなり「貸して!」とも言いにくいし・・・などと考えつつ、かといって最低でも10万円程度するDVをこのために買うほどの財力もなし。
少々途方にくれかけたころ、父と会話していてなんとなく訊いてみました。
「ビデオカメラって持ってる?」
「持ってるよ」
こんな身近にいたよ!!
もうカタログにも企業のサイトにも掲載されていない3年ぐらい前の機種だけど、それでも使えりゃデジカメの動画機能より全然マシだ!!と意気込んで「貸して!!」。DV受け渡しのためにオフ会の数日前に会う約束をとりつけました。
DVで撮影が出来るとなったら、妄想は膨らむばかり(笑)。素人が撮ったビデオなんてたいていつまらないに決まってる(爆)のですが、「見れる」作品に仕上げようと、いろいろ考えました。
コンテを切るまでにはいたりませんでしたが、見てる人(この場合は阿妹)に分かるように、なおかつ飽きないように構成と説明台詞を考え、事前にロケハン(ロケーションハンティング・下見)までしました(笑)。
ロケハン6月11日、新大久保〜新宿をロケハンしました。
なぜより近い大久保駅にしなかったのかというと、ずばり
絵にならないからです。しかも大久保駅の出口は高架下のため、電車が通ると音が全く入らなくなるので、新大久保にしました。
残念ながらその日の夜にDVの受け渡しをする約束だったため、実際にDVで撮影はしなかったものの、ビデオを撮ることを考えつつ歩くと、いつもの町並みも違って見えるものです。
マイク103では事情を話して一応ビデオを撮影の許可をいただき、本来は持ち込み不可なのですがお祝いということでケーキ持込の許可もいただきました。
そして新宿へ。
今回一番の問題は"ケーキを買うシーン"でした。つまりケーキを買うところを撮影したいと思ったのですが、「撮影を許してくれるケーキ屋さん」を探さなければいけません。
美味しいケーキは食べたいが、デパ地下は恐らく撮影不可。きっと「ダメ」と言われるだろうな〜、と思いつつ新宿南口フラッグスのKIHACHIへ。ここのパティスリーのケーキは、上品な味で素材合わせのセンスが抜群、なおかつ見た目も美しいので撮影にはぴったりです。
おそるおそる「海外に住んでるお友達にビデオレターを送りたいので・・・」と微妙な嘘(爆)をついて店員さんに聞いてみたところ、マネージャーさんらしき方から「パティスリーだけなら」というお返事をいただいてあっけなく解決。そのまま即ケーキの予約を入れました。
KIHACHIはケーキが美味しいだけじゃないねっ!!マジ惚れ直しました!
その夜DV一式を父から受け取りこれでいよいよ道具が調いました。
スタッフ
道具は揃ったけどここで問題が。わたしが撮影したらわたしは画面に登場できない。つまりカメラマンとMCを同時にこなすのは無理。事前にお手伝いを願いしていたすぷびゅーさんとナオキさんに「ビデオカメラ撮影した経験ある?」と訊いてみたところ、二人とも「ない」とのお返事。じゃあわたしが撮影して二人のうちのどちらかにMCやってもらうしかない?!と思っていたのですが、もう一人お手伝いをお願いしたmasayanさんから「経験あります。小学生の頃だけど」というメールがっ!!
これはもしかしてイケる?
今回阿妹に理解してもらえるようほとんど中国語で喋るため、オフ会前日近所に住む中国人の友人陽陽に台本をチェックしてもらい、発音練習をして苦手なところはピンインと四声をつけて完成。その後丸暗記でいざ出陣です。