hinet主催のオンライン有料コンサートのプロモーションのため、8月5日に行われたチャットで果敢にも質問などしてみようかと思ったのですが、ここのアプリケーションだとものの見事に文字が化け化け・・・。参加するどころか読むことすらできない状態でした。
「所詮聞き取りしながらチャットやろうなんて無理な話だったのさ・・・」と諦めて、聞き取りに集中。でもさすがに1時間くらいになってくると気も緩みます。しかしなぜか「リーベン(日本)」という単語が?!
またか・・・なんて思っていたのですが、いままでのように「縁の問題」というあいまいな表現ではなく「いま話し合っているところ」という具体的な発言が出てきてちょっとビックリ。阿妹ってこういうこと言わないタイプだと思っていたんだけど・・・?
そして最後にファンとの電話でもっとビックリすることが。オーストラリアのファンと電話がつながったとき、その子が「日本人の友達もいるよ」といったところ阿妹が「近くにいるの?その子と代わって」と言い出したのです。
「日本語で話すわ」って。
・・・は!?
聞き取りはできるけど、話すのは苦手じゃなかったっけ?日本人留学生に代わると、阿妹は片言ですがその子に日本語で話しかけていました。
「こんばんわ〜。中国語・・・北京語はできますかぁ?」
(北京語と言いなおしてるところがすごい)
「あたしの〜、歌・・・聴く・・・・」
(活用が分からないらしい)
おいおい、なんだ?なんだ??まさか????
と思って郵政省のページを開き、EMSの追跡番号を入力したところ「8月3日15:49到着」となっていました。
ああ、届いてるよ。きっと見たんだね。
なんてほのぼのしていたら、8月8日のオンライン有料コンサートではMCでも「日本のファンに」と言って日本語で「島唄」を歌ったのです。これにはかなり感動しました。
阿妹の日本語会話はhinetのチャットビデオで見ることができます。
こちらのページでご利用の回線に合ったPLAYボタンをクリック。1時間14分30秒ごろをご覧下さい。(公開期限 2004年11月30日まで)
※ ワーナーのビデオではファンとの電話部分がカットされています。
後日談その2 〜お返事カード〜
「ところでアレ、どうなったんでしょうね」
9月の始め、すぷびゅーさんとmasayanさんと私の3人でお疲れ会を兼ねて食事をしたとき、すぷびゅーさんに訊かれました。“アレ”とはなにか?
実は誕生日プレゼントと共に手紙を送ったのですがそこに「日本のファンにもインタラクティブな感覚を与えて欲しい」と書き、国際用返信切手と私の住所を書いた封筒・白いはがきを同封していたのです。
「う〜ん、どうなんだろね。でも島唄歌ってくれたし、受け取ったことは間違いないだろうから・・・。まあ気にしたら負けってことで(笑)。」
とあっさり返答したのでした。
もちろん期待してなかったわけではありませんが、阿妹の忙しさはニュースで知っていたし、ああやってチャットやオンラインコンサートで日本のファンを意識した発言をしてくれただけでも、苦労してビデオ撮影・編集をしてメッセージカードを集めた甲斐があったというものです。
すっかりカードのことを忘れていた9月末。帰宅して郵便受けを見ると、一通の手紙が。
もともと手紙を受け取る予定があったので「お〜、来た来た」と思って差出人を確認すると、何も書いてない。「リターンアドレスくらいは書くのが社会人の常識でしょうに・・・(怒)」と思って、宛名を見ると・・・。いや〜、
この人の字、私の字に似てるわ。。。。っていうか“〜様”じゃなくて“〜行”になってるし・・・・。
ん?手紙を持っていた左手の親指を動かすと、そこに貼られていたのは中華民国台湾の切手。
う゛わ゛っっ!!!
こっ、これ私が阿妹に送った封筒だよ。まっ、まさか?!
靴を脱ぐのももどかしく、台所の包丁で開封したら
ボールペン書きのメッセージが・・・。
当然期待を込めて送ってはいましたが、まさか本当にたった一度のチャレンジでお返事が来るとは思わなかったので、ちょっぴり手が震えました。
ドキドキしながらまたすぷびゅーさんとmasayanさんに電話を入れて、その後今回のプロジェクトにご参加いただいた方々にメールでご連絡しました。
ファンへのお返事なんてサインと簡単な一言だけでもいいのに、ちゃんと文章を書いてきてくれて、最終的にはサインが小さ〜くなっちゃってるところに阿妹の素朴さを感じ(笑)、心遣いに感謝しつつこれからも頑張って応援するぞっ!と思ったのでした。