我要快楽? | 2006 華納 WARNER |
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瞳を閉じて…あなたはなにを聴きたい?
ひとときの単純な音楽の感動
すべての物語は、ここから始まる。
第一推薦曲、「人質」は壊れてしまった関係にとらわれる心を人質に喩えています。
バックトラックはアコースティックギターとチェロのみ。作曲はシンガポールのホァン・インレン(黄韻仁)、作詞は冷玩妹。
黄韻仁はシンガポールのコンポーザーで、長年タニア・チュア(蔡健雅)と一緒に作品を作っていました。
第二推薦曲「我要快樂」(幸せになりたい)はデビュー以来不眠症に悩まされていたアーメイが、レコーディング中気分が落ち込みどうしても眠れずワインを2~3杯飲んだあと午前3時に友人で作詞家の [烏β]裕康に電話し、一時間以上も泣きながら思いの丈をぶつけたのですが、そんな彼女の話をもとにが歌詞を書き上げたもの。
たとえ世界をあたしにくれても それでもあたしにはなにもないというのがアーメイの願いなのでしょうか?
幸せになりたい 眠ることのできる安らぎが欲しい
「不要亂説」(でたらめ言わないで)は原住民ブヌン(布農族)出身のシンガーソングライター、ビユン(Biung/王宏恩)の作詞作曲で[烏β]裕康が補作詞。
アーメイ曰く、「原住民テイスト溢れる曲」でノリのいいレゲエ調ROCK。間奏では原住民風スキャットも入っています。
「因為[イ尓]在」(あなたがいるから)は台湾のヒットメーカー小安作曲、作詞は兪方。ギターの効いた軽やかなpopsです。
この曲は韓国のボーイズグループSHINHWA(神話)のメンバー、エリックが出演しているコメディドラマ《新入社員》の台湾版エンディングテーマになっています。
この曲はアーメイが「ファンのための曲を作りたい」とリクエストしたとか。アーメイはどうしようもなく辛いときでも「私には後ろで支えてくれている家族、スタッフ、ファンがいる」とこらえてきたそうです。
「平常心」は雰囲気のあるバラード。この曲と「我要快樂」は韓国ドラマ《在[イ尓]身邊真好》(日本語タイトルが分かりません)の台湾版オープニング・エンディングテーマになっています。
アーメイはこの「平常心」という言葉が好きなんだとか。困難にあったときも平常心で取り組めば必ずいい方法が見つかると思っているそうです。
「Chinese girl」は[烏β]裕康と崔惟楷の合作詞で、軽快なリズムのDisco beatとRock styleが融合した楽曲。崔惟楷は以前「無所謂」の歌詞を提供しており、現在MACHI(麻吉)のメンバーとしても活躍中。
曲調はギターの効いたPopRockで、ディスコっぽい懐かしい感じもあり。歌詞はボストンで出会った華人女性がモデル。その彼女は毎日3つのバイトを掛け持ちしながらも、目標を持って熱心に勉強していたそうです。また毎日スターバックスに立ち寄り、コーヒーを飲みながら街ゆく人を眺めるのが日課だったアーメイは街角を歩く華人の真剣な表情に感銘を受けたとか。台湾に帰ってきてからずっと「Chinese girl」というフレーズが頭に浮かんでいてそれを[烏β]裕康に語り、作詞家にオーダーしたとか。
「不像個大人」(オトナじゃないの)はフォーク調の耳に馴染みやすい曲です。
アーメイは「このアルバムの中でこの曲が一番好き」とはっきり言っています。というのもこの曲の曲調、歌詞は彼女が一人きりで台北からアメリカに旅立つときの心境とシンクロするからだそうです。
最後を飾る「海闊天空」は昨年公開された映画《等待飛魚》(邦題:飛び魚を待ちながら)でも効果的に使われた壮大なバラードで、聞いてるだけで泣けてきます。
このアルバムの中で最初にレコーディングしたというのこの曲は、歌入れのときにとても緊張したとか。というのもアメリカ遊学から帰ってきてアーメイは「もう張惠妹の仕事は出来ない」と思っていたからだそうです。
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