会場:シンガポール・インドアスタジアム / レポート by nobさん 11月16日午後6時、ホテルからmrtでカラン駅に行く。 駅から、阿妹のコンサートを見に行く若者達の行列が。 途中、近道を通ってナショナル・スタジアムに出る。 コンサート会場のインドア・スタジアムは、この裏。 ここは、世界的な日本の建築家丹下健三が設計。 >>公式サイト 1989年にオープンしたこの建物は、遠くから見ると屋根が富士山のよう。 正面玄関には花が飾られ、イルミネーションが輝いてとても華やか。 隣接するsisticの窓口で、オンライン予約したチケットを受け取る。 会場横広場は、テント屋台村になっていて、軽食や雑貨を売っている。 開場まで、そこで中国雑技のパフォーマンスを見て過ごす。 7時半頃入場する。 入口付近に、cd、tシャツ、蛍光棒を売っている。 ロゴ入りtシャツを買うと、ポスターが付いてきた。 蛍光棒も1本購入。 会場は、すり鉢状の底に4面舞台があり、その回りを観客席がとり囲む形。 北と南にはアリーナ席も少しあるが、ほとんどの客席は段差があって見やすい。 天井には大きな照明装置あり、その四方に大きなスクリーンが吊り下げてある。 開演予定の午後8時になっても、まだ観客が続々と入場してくる。 最終的には、少し空席があって、1万人収容のところ9千人くらいの入り。 午後8時半、場内が暗くなる。バンド、コーラス、ダンサーが走って所定の位置に。 「原来イ尓什麼都不想要」のイントロが流れる。 スクリーンには、、「新加坡朋友イ尓們好!」、「イ尓們愛我ロ馬?」、「真的愛我 ロ馬?」、「我很愛イ尓們」、「我回来了!」の文字。場内はどこから阿妹が登場するか注目。 ステージで8名のダンサー(男6名、女2名)が白い服装で踊る。 ステージ中央から阿妹がせり出してくると、歓声が上がる!阿妹は白い羽飾りを頭にギリシャ神話風の白い服装で登場。 「bad boy」でいきなり盛り上げる。 終わりにバーンと紙ふぶきが下から吹き出す。 続いて「站在高崗上」。 ダンサーは長い棒を手に踊り、途中それが白黒模様の旗に変わる。 ダンサーが退場し、阿妹のmc。 静かなバラード曲「剪愛」。 阿妹が客席に近づくと、観客から花束のプレゼント。 その後、「記得」で、阿妹が思わず涙ぐむ場面も。 歌い終わると阿妹は一旦退場。 ギターリスト3名がステージに上がり演奏。 阿妹が、再び白っぽいフード付きガウンで登場し、ギターリストたちと掛け合 いながらハミングを口ずさむ。最後に、花火でびっくりする。 ギターリストが舞台から降り、「一無所有」を歌う。 スクリーンには、炎と阿妹の表情が重なりあったとても印象的な映像が。 「一無所有」は、中国ロックのツイ・ジェン(崔健)の曲。 ガウンを脱ぎ捨てると真っ赤なエナメルスーツ。dj、ダンサーも登場して、「are you ready」、「了不起」を歌う。 女性ダンサー2名が客席から、一人の男性を連れてきてステージに上げる。その男性を舞台上に突き出たポールに後ろ手に縛る。 その回りを阿妹がセクシーに踊りながら「感應」を歌う。 最後に紐をほどいて、男性とダンスをしながら舞台下へと消えて行く。 「katsu」のビデオ映像がスクリーンに映し出される。 金色のランニングにジーンズの短パン姿で阿妹が登場し、「katsu」を歌う。 阿妹のmc。 「夕日」がスクリーンに映し出され、「我的未来不是夢」(張雨生の曲)を歌う。 サビの部分で、客席みんなが大合唱。 コーラスとギターリストがステージに上がる。 長いすに腰掛け、アコーステック・ライブが始まる。 「別在傷口灑鹽」、「藍天」、「解脱」、「一想的[イ尓]呀」 ギターリストと二人向かいあい、「鼓聲若響」 (新寶島康楽隊の台湾語曲)を歌う。 2日目は、客席からの掛け声で阿妹が吹き出す。 歌い始めようとするが、思いだし笑いをして歌えない。 2度ほど同じことがあって、やっと歌い出す。 続いて、「讓毎個人都心碎」を歌い、舞台から去る。 スクリーンに、着替え中の映像(録画済のもの)が実況中継的に映る。 観客席からは、オー!とどよめきが。 ダンサーたちが黒いスーツ姿で登場。 阿妹も黒のクリスタル・スーツで登場し、「a級娯樂」を歌う。 アリーナ席や一部前列は、総立ちで応援! 歌い終わると「この服は重たいわ」とか言いながら、上着を脱ぐ。 ペットボトルの水を飲み、それを客席にほり投げてプレゼント。 次の歌のため、1、2の3で手を突き出す振りを、阿妹が観客に教える。 「yes or no」は、この振りでみんな盛り上がる。 さらに「狠角色」でhigh!に。 ステージ上で衣装替え。 黒のロング・スカートを上から巻き、首から銀のロング・マフラーを垂らす。 スクリーンに海が映し出される。 「 聽海」が始まると会場は大合唱。 阿妹は、みんなの歌声を楽しむかのように、むしろ控えめに歌う。 阿妹が退場し、スクリーンにメンバー紹介が映る。 パーカッション、ドラム、ベース、ギター3名、キーボード2名、お馴染みのコーラス4名。 アフロヘアに、ダブダブのシャツ、ピンクのブラに短パン姿の阿妹登場。 ワォー!弾けてる! でも、あまり似合っていない、客席から失笑も。 「我要飛 」を、文字通り飛び跳ねながら歌う。 2日目は、ここでドラムのジミーと交代してドラム・ソロを披露。 ジミーにお礼を言いながらスティックを返し、もう一度「三天三夜」戻る。ダンサーの紹介をして退場。 場内が暗くなり、みんな足を鳴らして、アンコール。 コーラスの光頭男が観客に呼びかけリードする。 「アーメイ!」「アーメイ!」、「我愛阿妹!」の大合唱。 シタールの前奏で「姉妹」が始まる。 阿妹は、純白のサリー姿で登場。 インド舞踊風の振りをしながら「姉妹」を歌う。 最後に琴がステージにせり上がってきて、阿妹が演奏する。 いつもと、ひと味もふた味も違う「姉妹」! 2日目は、琴の演奏後、「手裏剣シュシュシュ」と、両手で忍者の真似をする。 なんとお茶目な阿妹〜! 衣装替えのため退場。 ヘソ出しルックの短いベージュ色のシャツにまだら模様のジーンズ姿で登場。 「牽手」はみんな手拍子、途中でフォークダンスと合体。 さらに「發燒」で盛り上がる。 その後、音楽顧問のmartinを紹介。 (スクリーンに映っていたが、実はmartinはこの場にいなかった。) 舞台がせり上がって 「原來イ尓什麼都不想要」をしっとりと歌う。 その後、ダンサーたちと一列に並び手を取り合って別れの挨拶。 阿妹は、出口に向かってダッシュで退場。 スクリーンでスポンサーの紹介。 午後11時過ぎに終了。 コンサートの余韻を味わいながら、歩いて駅まで帰る。 近道の門が閉まっていて、カラン駅に着いたときには終電の出た後。 タクシーがなかなか掴まらず、ホテルに帰ったのは午前1時過ぎ。 阿妹のコンサートは、楽しいけれど、なかなか体力もいる。(笑) 今回は、張ママや家族、ゲストの出演は無し。 衣装替えは、小さなのも入れて8回ぐらい。 四面舞台は、入口方向が暫定正面のようだった。 バンド、コーラスは暫定裏面の舞台下。 曲の出だしは、暫定正面向きの場合が若干多いかなという感じ。 しかし、四方の観客に気を使って、向きを変えながら歌っていて 曲によっては、阿妹の後ろ姿が多くて、スクリーンで表情を確認。 でも、とても見所がいっぱいある、楽しい2時間半でした。 from jing 非常に細かいレポートありがとうございました。なんとも盛りだくさんなステージで、この後の香港への期待が高まります。四面のステージは少し感じが違ったようですね。 確かに阿妹のコンサートを見るのは体力が要るかも・・・。でも精神的にはパワーを貰って帰れるような気がします。だから遠いところまで行っちゃうんですよね? このコンサートはお二方からレポートを頂いています。阿妹コンサート初体験のliangさん編もご覧下さい。 |
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