なんだかやっと現実に戻ってきた感じですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
『アーメイ(張惠妹)ACTシアター スペシャルライブ』の感想を見て回っていると、いくつか疑問が出てるようなので、解説というか補足をば。
[10/3 訂正・追記あり]
【日本語新曲「ONE」と「運命は遠い日の約束」】
祝祭音楽劇《トゥーランドット》でも歌われていた「運命は遠い日の約束」、今公演で初披露となった「ONE」、そして「永遠的快樂」日本語版の3曲がシングルとして年内にはEMIミュージック・ジャパンより発売予定です。
8月31日に来日し、3日間で3曲の日本語楽曲をレコーディングしました。「運命は遠い日の約束」のプロデューサーは作曲者でもある久石譲さんです。
詳細は正式発表になっていませんが、情報公開OKになったら改めて告知いたします。
【ピュマ族(ピヌユマヤン)の民謡】
THE BOOMの「島唄」(この曲は沖縄民謡ではなく、沖縄音階を使った曲)のあとに歌われた原住民民謡について、興味を持たれた方が多かったようです。
歌詞に「その昔」という日本語が出てくるのですが、日本が台湾を植民地として占領していたころ、日本語教育が盛んに行われ、原住民語の語彙になかった言葉は今でも日本語がそのまま使われています。
会場に張り出されていたセットリストには曲名が書かれていませんでしたが、この歌はアーメイと同じピヌユマヤンの歌手サミンガ(紀曉君)のアルバム
『太陽 風 草原的声音』に収録されているものと同じ曲です。
「搖籃曲」とは子守歌の意味で、子供をあやすときに歌われたのでしょうか?
メールでご指摘いただいて気付きました(汗)。
曲名はM7「搖籃曲」ではなくM8「懷念年祭」でした。曲名とか意識したこと無かったので、「紀曉君のアルバムのソノムカシ~だ」と思って帰宅してからCD引っ張り出して確認したんですが…間違えてました(-_-;)
出始めも「賑やか」とか言ってるような気がします。
ちなみに曲の意味は「お祭りを懐かしむ」という意味です。(10/3訂正)
ちなみに歌が始まるまでのイントロ部分は、冷泡茶のCMでも使われていたまた別のピヌユマヤン民謡をくっつけてるのですが、そちらのタイトルは不明。
なお台湾のファン友から教えてもらったところによると、アーメイがステージで原住民民謡を歌うことはものすごくめずらしいのだそうです。この歌も「初めて聞いた」と言っていました。