記者会見 続報
2004.06.30 Wednesday
午前11時に主催者側が用意した赤絨毯を踏んだ阿妹。だめだ。訳してて泣けてきた。
最初のスピーチで主催者・スポンサー・マスコミ・ファンのみならず、彼女を批判したり意見を述べたネチズンにも感謝を述べた。
台湾記者による「“緑色芸能人”と見なされていることへの感想は?」という質問に対し、
「現在のファンは相当に理知的で、自らの意見を述べる自由を持っている。これらは一種の誤解だと思うし、そう遠くないうちに皆さんが真相を知れば理解してくれるだろう。私はただの単純な歌手で、音楽が好きで歌うのが好き。でもときに自分ではコントロールできないことがあり、私はそれに対して謙虚に誠実に向かい合い、間違っていることがあれば真面目に反省する。」
と語った。
今回注目を浴びたのは主催者・スポンサーの他に文化部港澳台司の司長も出席したこと。彼の出現は張惠妹の7月のコンサートは「何ら問題がない」ということを無言のうちに表している。内容はは多少違いますが、Tom.comにも記事がありました。
記者に「我々はいかなる台湾の芸能人に対しても、“緑色芸能人”(台湾独立派芸能人)の線ひきをしたことはない。それに彼女はこれまで我々の企画したチャリティーに参加してくれており、彼女に感謝しなければならない」と語った。
「W-H-Y」という曲を歌ったとき、王力宏は大声で言ったちなみにこの「W-H-Y」はパパラッチやレコード業界を揶揄した内容になっており、歌詞に阿妹と王菲(阿菲)の名前も出てきます。
「素晴らしいコンサートでも、マスコミは『パンチラ』だの、衣装にどれだけお金を使ったかだの、君が歌ってるラブソングの主役は誰だの報道したがるのは何故なんだ。それにネット上で書かれたデタラメをマスコミも記事にする」
王力宏はそう言い、誰のことと名前を挙げはしなかったが、客席のファンからは「阿妹は来ないの?」と反応があった。
張惠妹は緑の影をぬぐい去ることができず、この度の大陸での活動は妨害を受け予定していた活動に出席することができなかった。今夜阿妹は台湾に戻ったが、彼女は「とても辛い、イメージキャラクターとしての働きができず、最後には活動も取り消しになり、やるせない気持ちだ」と語った。阿妹は杭州の公安が彼女の安全を保護してくれたことに感激し、現場で待っていてくれたファンにすまないと思っている。彼女はネチズンも自らの立場を表明する権利があるが、彼女はそれに応えることはできないと考えている。
4日前に青島で行われた「康師傅冰紅茶巡迴演唱會」で「台湾独立分子は青島から出ていけ」というスローガンを掲げた車が待ちを抗議デモしたことを受けて、本日杭州で行われるステージではマスコミに「阿妹の付いての一切の報道を禁じ、テレビでも彼女の場面は流すな」という命令が下った。イベントも取り消しになる可能性がある。省政府の幹部から、マスコミに「阿妹関係の報道はするべからず」というお達しがあったとは・・・
(中略)
ゲストの一人は「張惠妹は康師父のイメージキャラクターでゲストだから、ステージに上がることはできるだろうが、テレビ視聴者の前にその姿が現れることはないだろう」と語った。